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韓国のがん専門医が記した衝撃のベストセラー！

がんは本当に克服できない、恐ろしい病気なのか？

がんを宣告されたとき、家族ががんになったとき、がんと向き合い、希望を持って元気に生きるための指南書。

〈私は専門医として28年間、大勢のがん患者を診てきたが、がんが直接の死亡原因になって死に至った患者は、ひとりだけである──〉

驚くべきことに、がん患者の大部分は飢えて死ぬ。これは厳然たる事実である。アメリカの資料によると、胃がんと膵臓がん患者の83％に栄養失調の症状が見られたという。さらに、がん患者の20％以上は直接の死亡原因が栄養失調だった。

がんに打ち勝とうとするなら、無条件によく食べ、十分に休養して、心身が最上の状態であることを維持すべきだ。体力が低下すると、どんなに優れた治療をしても無駄になってしまう。きちんと食べることは最も重要であり、最も基礎的な「治療法」なのだ。

著者　崔逸峯（チェ　イルボン）

韓国カトリック転移再発がん病院院長。28年間、がん治療に献身し、サイバーナイフをはじめ放射線手術治療において韓国最高の専門医として認められている。カトリック大学校医科大学主任教授、カトリック医大聖母病院放射線腫瘍学科科長、カトリック医大江南聖母病院サイバーナイフセンター副所長などを務め、国際超音波癌治療学会会長を歴任し、現在、アジア温熱腫瘍学会会長及び大韓超音波癌治療学会会長にある。

訳者　舘野晳（たての　あきら）

自由寄稿家・韓国語翻訳家。中国・大連市生まれ。法政大学経済学部卒業。（社）出版文化国際交流会理事。編著書に『韓国式発想法』（NHK出版／生活人新書）、『韓国の出版事情』（共編、メディアパル）、訳書に韓勝憲『分断時代の法廷』（岩波新書）、金聖七・李男徳『ソウルの人民軍』（社会評論社など）。

【目次】

第１章　がん患者は飢えて死ぬ──がンとは何か

　　　　　・その大きさはたった10グラム

　　　　　・がんと闘っても無視してもいけない

　　　　　・飢えて死ぬがん患者

第２章　がん病棟は死の刑務所ではない──患者をめぐる現実

　　　　　・どれくらい生きられますか？

　　　　　・「手術の成功率」にだまされてはいけない

　　　　　・患者は荷物ではない

　　　　　・治癒能力はわが身にある

第３章　がんは祝福である──死とどう向き合うか

　　　　　・私たちはみじめに死なない権利がある

　　　　　・誰でもいちどは死ぬ

　　　　　・がんとは死に方のひとつにすぎない

　　　　　・きちんと死ねる人は幸せ

第４章　がんはいくらでも克服できる──癌治療の処方箋

　　　　　・がん治療に正解はない

　　　　　・がんを患ってもさらに健康になれる

　　　　　・がんを克服する医学的方法

　　　　　・転移した脊椎がんとサイバーナイフ

　　　　　・がんを本当に克服するには

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