【實用書籍app】縦Viewer&Talker（文章読み上げ）|最夯免費app-綠色工廠好玩App

このアプリには、クリップボード内の文章を縦書きに表示するVｉｅｗｅｒ機能と、表示した文章を読み上げるTａｌｋ機能があります。

今まであった縦書きビュワーは、文章をファイルに保存してあるものを開くものか、あるいは、「青空文庫」や「小説家になろう」などの、特定サイト専用のものが多かったと思います。

そこで、いったん文章ファイルに保存しなければならない手間を省くためと、数多くある小説掲載サイトの文章を縦書きで読んだり、ＴＴＳ（テキストトゥースピーチ）に読んでもらったりするために、このアプリを開発しました。

※このアプリには「Ｎ２　ＴＴＳ」や「ドキュメントトーカ（製品版）」などの日本語ＴＴＳが必須です。（この２つのアプリでテストしました）

ＴＴＳの選択、音量の設定は、アンドロイド本体の設定に依存しておりますので、そちらでお願い致します。

セールスポイント

・クリップボードから直接データを受け取るのですぐに読み始められる

・栞を挟んで文章保存ができる

・頭出しができる

・ページ移動ができる

・単語の読み仮名を登録できる

・文章を読み上げる場合おおよその終了時間が表示される

使い方

１、ブラウザで読みたい文章を表示し、長押ししてテキスト選択画面を出し、すべて選択をタップした後にコピーをタップする。（範囲選択でコピーしてもいいが、結構難しい）

２、ホームボタンをタップした後、このアプリを起動する。

３、これで、クリップボードにある文章が表示されますが、前回見ていた文章が残っている場合は、メニューを出して、「ＣＢ読込」をタップして下さい。

４、ページを進めるには、画面の下半分のどこかをタップして下さい。ページを戻すには、画面上半分のどこかをタップして下さい。（これは、右手で端末を持っていた場合、ページを進めやすいように画面の左右でなく上下に「進む」「戻る」を設定しているからです）

５、文章を読み上

げるには、メニューを表示して「読上げ」をタップして下さい。ページの最初から読み始めます。一時停止するには、もう一度「読上げ」をタップして下さい。再開するには、もう一度「読上げ」をタップして下さい。

注意）このアプリ起動中はスリープが無効になっております。

画面の説明

・画面左上の「Ｐ」の文字はページを表しています。１Ｐから始まります。

・次の「０」は、このページの最初の文字が、文章全体の何文字目であるのかを表しています（文字位置ということにします）。一般的には１から始まるのですが、アンドロイドの文字列関数では、１文字目が０ということになっています。ページを進めると数字が増えます。文章を読上げているときは、読み上げている文の文頭の文字位置を表示します。

・「／」の後にあるのが、この文章の文字数です。

・その後にある「００：００：００」は、文字位置を時間で表したものです。つまり、文章を初めから読上げた場合のこの文字が読まれるまでの経過時間ということになります。ただし、正確ではありません。単純に文字位置に１文字が読上げられるだいたいの時間（１１０ミリ秒とか）を掛け合わせたものです。参考までに表示しております。設定画面の「読上げ時間の計算」で設定できます。

・その後にある時間表示は文章全体を読み上げるのにかかる大まかな時間です。これも、文章の文字数に１文字が読み上げられるだいたいの時間（１１０ミリ秒とか）を掛け合わせたものですので、正確ではありませんが、読み終わるまでの目安にして下さい。

メニュー説明

「ＣＢ読込」・・・クリップボードから文章を読込みます。

「頭出し」・・・・入力した文字が最初に現れる場所にジャンプします。この場合、この文字位置が１ページ目の最初の文字になりますので、ページバックができません。戻りたい場合は、「ＣＢ読込」をタップしてやり直してください。よく＜前のページ　次のページ＞の後に本文がきますので、「次の」で頭出しするといいです。

「ページ移動」・・シークバーによりページ移動ができます。ただし、文章全部をページに割り振らないといけないので、文字数が多いと停止したようになります。ブラウザからクリップボードにコピーするのも、機種によりますが５０万字を超えるとエラーになります。

「読上げ」・・・・文章を読み上げます。もう一度押すと一時停止、もう一度押すと再開ができます。

「単語登録」・・・読み上げる文字の読み仮名を登録できます。ただし、これはＴＴＳの辞書に登録しているのではなく、単純に表示する文字とは別に読み上げる文字列を用意し、その該当文字を読み仮名に置き換えて読ませているだけです。置き換えはマーカーで示されている文が読み上げられる直前に行われます。ですから、登録数が多くなると、その分置き換えに時間がかかります。単語登録の上限は２０００と設定しております。

「２ｃｈ対応」・・・２ｃｈを読み上げやすくしました。

「ルビの削除」・・改行＋ひらがな（カタカナ）＋改行になっている行をルビだとみなして削除します。ルビをリスト化して単語登録する機能もあります。

「単語削除」・・・登録した単語を削除します。チェックボックス型のダイアログが表示されますので、削除したい単語をチェックして「削除」をタップして下さい。

「辞書管理」・・・せっかく登録した単語が、アプリの「データを消去」で消えてしまうので、このメニューを作りました。タップすると登録されている単語が表示されます。内容は、「登録した単語,読み仮名.」の連続です。「ＣＢへコピー」をタップすれば、クリップボードへコピーされます。テキストエディタなどに貼り付けてファイルを保管して下さい。もし、以前保管した辞書を継ぎ足したいなら、表示されている後ろにそれを貼り付け、「登録」をタップして下さい。辞書は現在テキストエリアに表示されているものに置き換わります。もし、テキストエリアをクリアーした後に「登録」をタップしてしまうと、辞書は消滅します。お気をつけ下さい。

「文章保存」・・・保存数は１０に設定しております。保存したい場所をタップすると文章名の入力画面が現れます。ここに好きなタイトルを入れて「ＯＫ」をタップすると保存されます。もし、何も入力しないまま「ＯＫ」をタップすると、表示されているページの頭から２０文字がタイトルになります。文章保存には、同時に栞を挟む機能もありますので、表示されているページが記憶されます。ただし、読上げている文の頭ではなく、ページの頭に栞がはさまります。

「文章読込み」・・リストボックスが表示されますので、読みたいタイトルをタップして下さい。栞が挟まっているページが表示されます。ただし、栞が挟まっているページを１ページとしますので、栞が挟まっているページより前にバックができません。対策として、文章読込みと同時にクリップボードにも全文コピーしておりますので、戻りたい場合は「ＣＢ読込」をタップして下さい。

「設定」・・・各種設定をします。

　　「文字サイズと改行ピッチ」・・文字サイズと改行ピッチを設定できます。文字サイズ＜改行ピッチにして下さい。データは保存されますので、次回からはこの大きさで表示されます。

　　「読上げ時間の計算」・・・・・「全体の読上げスピード」と「改ページ文の読上げスピード」の２つがあります。「全体の読上げスピード」は、画面左上に表示される読み上げ時間を計算するのに使われている数字です。「改ページ文の読上げスピード」は、読み上げ時に文がページをまたぐ場合の、改ページをするタイミングに使われている数字です。つまり、途中で切れてしまっている文の切れているところまでの文字数にこの数字を掛け合わせて改ページのタイミングを計っています。しかし、タイミングが合わない場合が多いです。原因は、１文字といっても漢字もあれば、ひらがなもありますので、１文字読む時間が文字によって違うからです。それに、ＴＴＳが読み詰まったりもしますし。データは保存されますので、次回からはこの設定になります。

　設定の目安を表にしておきます。（初期設定は非常に速いの数字にしています）

　　　　「全体の読上げスピード」「改ページ文の読上げスピード」

　　非常に速い　　　　　１１０　　　　　　　　　　　　　９５

　　速い　　　　　　　　１２５　　　　　　　　　　　　１１０

　　標準　　　　　　　　１６０　　　　　　　　　　　　１４５

　　遅い　　　　　　　　１９０　　　　　　　　　　　　１７５

　　非常に遅い　　　　　２３５　　　　　　　　　　　　２２０

　　「文字の色」・・・・文字の色を変更できます。赤緑青の割合を数字で入れた後、シークバーで濃さを選んで下さい。ダイアログ以外の場所をタップすると戻れます。赤緑青すべて０にすると色が変わりません。データは保存されますので、次回からはこの色が表示されます。

　　「背景の色」・・・・背景の色を変更できます。

　　「マーカーの色」・・マーカーの色を変更できます。

　　「回転させる文字追加」・・現状で回転させている文字は、「」《》『』【】〔〕（）［］｛｝ []＜＞＜＞≪≫<>―-ーーー－－～〜ー〈〉（）()＝=←→↑↓─〝〟‘’なのですが、文字コードの関係なのか、回転せずに表示される文字もあります。それで、そういう文字を回転させるために、この機能を付けました。データは保存されますので、次回からは登録された文字は回転します。